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はみがき剤が新しくなりました!←おすすめですよ~

ようやく暑い夏もひと段落、朝夕が涼しくなってきましたね。
うえの歯科の受付上野です。

 

この度、当院で取り扱っている歯磨き剤「チェックアップスタンダート」が
リニューアルしたのでお知らせします。

このリニューアルなのですが、単にパッケージ変化したというだけでなく
一番大きな変化は、歯磨き剤に添加されているフッ素の濃度がより
濃くなったのです。

以前は1000PPM未満だったのが、今回は1450PPM配合されることに
なりました。「なぁんだ、たったそれだけ?」とお思いの方もいらっしゃる
でしょう。

 

でも、フッ素のすごさを考えたら、決して「それだけ」ではないです。

 

フッ素と人類の出会い。
それは、イタリアやアメリカで1900年頃に偶然発見されました。
歯が白濁している人達が同じ水源を利用しているようだということ。
さらに1915年頃にはその人たちはむし歯が少ないということで
「何故?」となったのです。
1930年頃にはその水源の水が分析され、比較的濃度の高いフッ素が
検出されました。1942年頃に、歯の白濁の度合いとフッ素の濃度が
各地で調べられ、一番有用的な濃度がついに1945年に0.8~1.3PPMが
至適濃度だということにたどり着きました。
これは人類のむし歯の減少させる画期的なことでした。

 

世界60か国以上はすでに、1PPMの濃度にフッ素が水道水に添加され、
虫歯の予防に使用されています。欧米など砂糖使用量がはるかに
日本より多いのに、むし歯は少ない、これはその結果でしょう。
日本では、水道水に何かを添加するというのが難しいので、
うがいとして新潟県の弥彦小学校から取り入れられ、今や多くの
小学校で採用されています。
弥彦小学校では1980年には、一人当たり5.03本虫歯があったのに
2013年では0.55本となり、12歳児のむし歯数が14年連続全国最小と
なっています。

 

佐賀県でも12歳児のむし歯の本数が06年度は29位だったのが、
取り組みを一生懸命に始めてから12年度では全国4位になっています。

 

 

「じゃあむし歯になる人がいなくなるので、歯医者さんに行く人が
いなくて、歯医者さん困りませんか?」とお思いの方がいますよね。

 

私たちの願いは、80歳になっても多くの歯を残して、イキイキと
生活をしていただくことです。
むし歯になり、歯を削ると少なからず歯の寿命は減ります。
だれでも80年間も我慢した仙人のような生活はできませんよね。
だからなるべくむし歯になるスタート年齢は遅く、
そしてむし歯の程度は軽くであってほしい、と思います。
だからちょっとでも、お口にいいことを楽~にはじめてほしいのです。

 

ご興味のある方は、どうぞお気軽にスタッフにお尋ねくださいね!

 

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