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定期的なコーティング

遠出をするのに気持ちのいい季節となりましたね。
秋のシルバーウィークに皆さんどこかドライブに行かれたでしょうか？
うえの歯科の歯科医師、船津です。

僕の趣味はドライブで、高速道路走ることが多いため、
僕の車の前面は虫だらけです。ドライブだけでなくもちろん
洗車も大好きなので、頻繁に洗車しています。
でも油断していると、ついた虫がきれいにとれなくなって
しまうことがあります。

先週も、虫がかなりついたなと思ってはいましたが、
忙しく洗車ができず放置。　青空の下で長くそのままだったので、
「これは固まって落ちないゾ」と思いつつ洗車を始めました。
ボディについた虫はやはり手強く、水でふやかしてこすりを
２・３回繰り返してようやく落ちました。
ガラスもかと、ため息交じりにとりかかると、「あれ？」水を流して
タオルでなでるくらいで、きれいに落ちていきます。

そう言えば、この前ガソリンスタンドで窓ガラスのコーティングを
してもらったのを思い出しました。
今お試し期間で安いと言われついつい手を出したのでした。
虫も他の汚れも気持ちいいほどに取れて愛車はピカピカになりました。
やっぱ、コーティングすると違うなと、効果を実感した洗車でした。

 

ですが、考えてみると歯も同じなんですね。

車は外を走って汚れない日はない、口の中も食事をして
汚れない日はありません。
歯も毎日磨いて、定期的にクリーニングやコーティングするのが
大事ですね。


「歯は毎食後にハミガキしているから大丈夫！」という方が多いでしょう。
しかし実際はそうではないんですよ。

お口の中は細菌でいっぱいです。
とくにむし歯菌の出す酸で穴が開くのが、みなさんご存知の「むし歯」です。
そうならないように歯も自己防衛機能があります。

「ペリクル」と呼ばれる唾液によって作られる膜を
歯にコーティングします。
しかし、このペリクルはベタベタとしているのため、
汚れも吸着していて、歯磨きのみではきれいになりませんし、
ハブラシでペリクルは除去できません。

 

歯医者で機械を使って行うクリーニングは、このペリクルを
はがし取ります。
そのためとてもきれいな状態になるのです。
当院ではそのきれいな状態で、ペリクルが付着する前に、
リナメルというコーティングを行ったり、フッ素のうがいをして
膜をはり、歯をガードします。
写真は当院で使用しているコーティング材です。

 

是非皆さんも良い状態になるように、定期的な検診とコーティングを
してみてください

 

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