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もっと安心・安全のために始めました。

あちこちで、虫の音が聞こえるようになってきましたね。
うえの歯科の受付の上野です。

 

歯医者さんに行ったら、皆さんの一番嫌いなもの、
たぶんワースト3までに入るものとして、「キーンというドリル」という
お声をいただきます。

「うわぁー、思い出したくもない・・・・」とお思いの方もいらっしゃると
思いますが、私がお伝えしたいのは、その後のことです。「風をかけ
ますね。」と歯医者さんが言って、シュシュシュと風をかけられた経験が
ある方も多いのでは?と思います。

 

おととし、歯科用具の使い回しという衝撃的な話題が新聞に
掲載されました。お口の中を見る鏡やピンセットは「滅菌」といって
消毒よりも高いレベルで、菌をゼロにしている歯科医院が
ほとんどなのですが、キーンというドリルについては、
毎回滅菌できていない歯科医院もあるのでは?という内容でした。

 

当院では、ダックという機械を用いて、きちんと滅菌が毎回行われて
いますのでご安心くださいませ。

 

さらに、院長が「この風が出るものも、患者さんの安全・安心のために
ディスポーザブルにしよう」
と今年の夏から導入されました。

医師の手元にストローみたいなのがありますので、是非ご覧くださいませ。

 

ちなみに、先ほど「滅菌」と一般には聞きなれない言葉が
出てきたかと思いますが、歯科衛生士学校に入学すると、一番最初に
暗記させられます。

「滅菌とは」病原体・非病原体を問わずすべての微生物を死滅、または除去すること

「消毒とは」病原性微生物を死滅、または除去させて感染の危険をなくすこと

つまり、滅菌は、全部の微生物を死滅させるので、イメージとしては
手術室などのもの。消毒は、病気にならない微生物は死にません。

除菌用品や殺菌などの言葉が謳ってある商品が並んでいる現代、
そんな機械がないから家庭では菌だらけでこわいという方のために、
耳寄りな情報を。

 

実は昔から行われていた「煮沸消毒」って結構すぐれものなのです。

ニュースで病院内でMRSAに感染して入院患者さんがお亡くなりに
なったなどがたまに流れたりしますが、80度以上3秒から10秒で死滅
します。

また、アルコール消毒がいろいろな施設の入口に配置されていると
思いますが、1分以上の刷込み消毒は大変有効なのです。

これから、寒くなって風邪などが蔓延していきますので、是非こういう
ものをご活用して、元気にお過ごしくださいね。

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